名古屋市北区の骨盤調整・整体院 ふるさわ指圧治療院です。
本日は背骨の歪みを整えるセルフ整体についてご紹介いたします。背骨の椎間関節にアプローチをかけて、癒着を取り除き、動きを滑らかにすることで、背骨の歪みを整えていきます。
目次
背骨の歪みを整える方法
![背骨の歪みを整える方法](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/f7698eb8425584336118974f9be0eca4-1.jpg)
![椎間関節](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/a9c7525ea935aa0d0294e4c7e1abc60d.jpg)
背骨の歪みを整える際のポイントは、下記の通りです。
POINT
- 背骨の歪みのカーブが凸になっている側から、背骨を横方向に加圧するのをメインに行う。(上図参照)
- 左右で比較したときに、当たりの固い方をメインに加圧する。
当たりが固い=背骨の歪みのカーブが凸側 となります。 - 椎間関節に効かせる手技であり、筋肉に効かせる手技ではありません。
椎間関節とは、背骨の後方にある左右一対の関節で、背骨の可動域を程よく規制する役割があります。(上写真参照) - 手が届く範囲は、自分の手を利用します。
- 手が届かない範囲は、壁の直角部分や、ドアを開けた際のドア枠の部分を利用します。
背骨下部から中部の歪みを整える方法
背骨下部から中部の歪みを整える方法をご紹介いたします。
![背骨下部から中部の歪みを整える方法(模型)](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/949fa0e8a742cd9ec099f5a37ac0e71b.jpg)
![背骨下部から中部の歪みを整える方法](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/f6902c00433baeb1aa9ff2145efef58c.jpg)
- 壁際に、やや広めに足を開いて立ちます。
- 骨盤のすぐ上の背骨(棘突起)の右横に右手の親指を当てます。
壁に右肘を当てると、より力が入りやすくなります。 - 親指で棘突起を左方向に加圧します。
- 背骨を押す位置は、骨盤のすぐ上から順に上に移動していきます。
上にいける所まで移動しましょう。 - 反対側も同様に行ってください。
棘突起(きょくとっき)とは、背骨の中心にあって、ボコボコと後方に出っ張っている部分を指します。(上の写真参照)
背骨下部から中部の歪みを整える方法(別法)
上記の別法をご紹介いたします。
![](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/41383f2957690254756f97547012ea14-1.jpg)
![](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/cf90c919132a5095ea9370d0d92a1da1.jpg)
- 左手を背中に回し、棘突起の右側から左手の指を引っ掛けます。
- 指を引くことで、棘突起を左方向に加圧します。
壁に手の甲の小指側を当てると、より力が入りやすくなります。 - 反対側も同様に行ってください。
背骨の上部の歪みを整える方法
背骨の上部の歪みを整える方法をご紹介いたします。
![背骨の上部の歪みを整える方法](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/f259c147d13a4d26769891c30bc7ae62.jpg)
- 右手を首の後ろから回して、棘突起の左側から指を引っ掛けます。
- 指を引くことで、棘突起を右方向に加圧します。
下にいける所まで移動しましょう。 - 反対側も同様に行ってください。
手の届かない範囲の背骨の歪みを整える方法
手の届かない範囲の、背骨の歪みを整える方法をご紹介いたします。肩甲骨の高さ付近は手が届きにくい範囲ですので、直角の壁やドア枠等、引っ掛けられる部分を利用します。
![](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/cb7fefd01565847f17783a5456c05dad.jpg)
![](https://www.furushiatsu.com/wp-content/uploads/2021/05/085cf9c634cb22905e9322c1b52eff9f.jpg)
- 直角の壁にもたれかかり、重心を低くして足を大きく開いて立ちます。
- 壁の直角部分に、棘突起の右側を引っ掛けます。
- 棘突起を壁の直角部分に押し付けることで、棘突起を左方向に加圧します。
まとめ
本日は、自分でできる背骨の歪みを整える方法をご紹介いたしました。骨盤調整をすることにより、骨盤の歪みが整うと、それに倣うように背骨の歪みも整っていきます。しかしながら、背骨の椎間関節が癒着して動きが悪いと、せっかく骨盤の歪みを整えても、背骨が倣ってくれず、背骨の歪みが残ったままになってしまいます。よって、今回ご紹介した方法により背骨を横から加圧することで、椎間関節の癒着が取れて背骨が骨盤に追従しやすくなり、背骨の歪みが改善されます。
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